Near-infrared absorbance properties of Cu2−xS/SiO2 nanoparticles and their PDMS-based composites

私たちは、近赤外領域で局在表面プラズモン共鳴吸収を持つCuSおよびCu1.8Sナノ粒子を合成し、その表面にシリカ層を適用して、光安定性と分散安定性を向上させました。これらのプラズモニックCu2−xSナノ粒子は、紫外線(UV)および近赤外線(NIR)領域を遮断し、可視光(Vis)領域を透過するため、省エネ窓の熱遮蔽材料として効果的です。シリカコーティングは光触媒活性を抑制し、ポリマーフィルム中での分散を改善し、信頼性の高い熱遮蔽材料にしました。シミュレーション実験では、CuS/SiO2–PDMSフィルムで覆った箱の温度変化(ΔT = 6.8°C)が、通常のガラス(ΔT = 12.7°C)やCuS–PDMSフィルム(ΔT = 9.2°C)と比較して小さかったことが示されました。

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