MXeneは、最先端の二次元(2D)ナノ材料であり、その優れた電気的、機械的、化学的特性により注目を集めています。しかし、MXeneを用いたデバイス工学はまだほとんど研究されていません。本研究では、簡単な化学プロセスで合成されたTi3C2 MXeneを用い、デジタルおよびアナログコンピューティングにおける応用を探求しました。異なる材料(Ag、Pt、Al)でトップ電極を設計することで、Al/Ti3C2/Ptデバイスが他のデバイスよりも優れた抵抗スイッチング(RS)特性を示し、メモリ耐久性と信頼性において優れていることが明らかになりました。また、このメモリスターデバイスは、シナプス学習行動を効果的に模倣できることが示されており、不揮発性メモリおよび神経形態学的コンピューティングアプリケーションの有望な候補となっています。-カバーピクチャー制作はサピエンスが担当しました。